【映画】セトウツミ しゃべるだけの青春 池松壮亮&菅田将暉
セトウツミは、菅田将暉と池松壮亮が大阪の高校生に扮して放課後喋るだけの映画です。
瀬戸と内海でセトウツミ
呪文のようで覚えにくいタイトルと思いきや、瀬戸(菅田将暉)と内海(池松壮亮)でセトウツミ。いや瀬戸内海やないか。
「スタンディングオベーション」の間合いの完璧さ。他の地域からはケンカか?!と思われてしまいそうな強めの掛け合いです(笑)
試写会でも「スタンディングオベーション」を披露。
妙にリアルな内海(池松版)の大阪弁
菅田将暉の大阪弁はもちろんリアリティがあるとして、九州出身の池松壮亮の大阪弁も、なんかこんなしゃべり方の子おるよな。と妙に納得してしまう自然さです。
なんというか、両親もしくは母親が元々は堺の人ではないんだけど、学校で浮かないように習得したっていうところまで想像ができます。(内海家では夕食は用意されてなくて、両親が仕事忙しいエリートっぽい。)内海の家族が気になるけど深くは聞かないところに瀬戸の良いところが出ています。
菅田将暉からの評価は78点とのことですが、私はその背景も込みで、池松壮亮の大阪弁の仕上げ方とキャスティングは完璧だと感じます。
原作漫画の背景そのまま
原作は漫画です。端的に言ってめちゃくちゃ面白いです。映画がかなり忠実に原作を再現しているので全然違和感がなく、原作を見ると、ああこの話もこの話も映像で見たかった!と思ってしまいます。そもそも背景が全く同じ場所で映画のロケをしています。
テレビドラマ版もあるのですが、まだ若い俳優さんで、なによりロケ地が別の場所ということで、個人的にはうーんもう一歩!ってところです。Fujiwaraの原西、朝ドラお帰りモネの清原果耶など主役以外の俳優さんが豪華なのは見どころです。
沢口靖子伝説が残る高校がモデル
2人の通う高校は実在のモデルがあるとされ、それは大阪府堺市にある府立泉陽高校といわれています。ロケ地になった川辺も高校近くの堺市某所です。女子の制服はセーラーなので中条あやみが着ているのとはと違いますが・・・。実は私まっしろめの母校でもあります。
出身有名人は歌人・与謝野晶子、脚本家・橋田寿賀子、女優・沢口靖子、そして小説家・西加奈子という面々で、元女学校のなごりからか女性の著名人が多く出ています。
なかでも沢口靖子パイセン(先輩)は在学中からとてつもない美少女として有名で、男子生徒の親衛隊だかファンクラブが登下校の道や電車で護衛していたとか。ただ当の本人はその集団に全く気が付いていなかったそうです。「科捜研の女」などで大御所となった今でもどこか天然っぽい雰囲気はしますね。
沢口靖子パイセンは高3のときに初めて受けたオーディションで第一回東宝シンデレラガールに決定してしまったとのこと!当時の盛り上がりは凄かったでしょうね。(参照:堺の大使 好きです堺 4 沢口靖子さん)
セトウツミのはなしに戻ると、映画で校内はチラッッとしか映らないのですが、玄関には菅田将暉・池松壮亮のサインが飾ってあるらしいです!
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