【本】オードリー・タン 自由への手紙

台湾の天才に日本の編集部がインタビューした本「オードリー・タン 自由への手紙」のお話です。

こんな人におすすめ
    • デジタル技術や社会的影響に興味がある人
    • 社会の課題解決に興味がある人
    • 台湾の政治や社会に関心がある人
    • 高齢化社会におけるシニア世代の可能性に関心がある人

1つでも当てはまっていればOKです!


オードリー・タンとは

オードリー・タンは、台湾でデジタル担当の官僚を務めたエリートであり、特にコロナ禍で注目されました。彼女が普及させたマスクマップアプリにより、どの薬局にマスクがあるかをリアルタイムで把握できるようになり、台湾政府のデジタル技術の強さを示しました。反対に、日本の省庁がデジタルに弱いことが浮き彫りになりました。

  • IQ180で中学を早期に卒業: オードリー・タンは非常に高いIQを持ち、中学を早期に卒業しています。
  • トランスジェンダー: 性自認は女性です。

ハンコ問題とは、実は「紙の問題」

オードリー・タンは、ハンコ問題は実際には「紙の問題」であると指摘しています。ハンコを押す行為をデジタル化し、コンピューター画面で行うようにすれば、印鑑文化の新たな活用方法が見つかるかもしれないと提案しています。

問題を考えるときはたくさんの視座を持つといいでしょう、とのこと。

・・・そうなの!?新しい視点にびっくりです。

オードリー・タンさんのような頭がいい人は、いろんな方向から考えるのをめんどくさがらず、あんまり疲れずにできてしまうのかな、と想像します。考える体力があるんだろうな。

国籍にアイデンティティを置きすぎることは・・・

オードリー・タンは、国籍にアイデンティティを置きすぎることはほとんどの場合有益ではないと述べています。

・・・たしかに第二次世界大戦中の日本のことなどを考えるとアイデンティティを置きすぎていると思う。

敗戦後はガラッと変わったふうではあるが、今も日本人か外国人かは分けて考えてしまいがち。

 

台湾は二重国籍を認めており、元々多様な文化を持つため、外国人に対する抵抗が少ない。

  • 台湾島には20の先住民族がおり、漢民族の単一文化ではない

国籍はビジネスで来た外国人でも取得可能。

  • 日本では父母の少なくとも一方が日本国民のとき、もしくは帰化しないと日本国籍は基本的に取れない)

シニア世代の可能性

シニア世代は知恵を活かした労働を行うことができ、現役時代よりも少ない稼ぎかもしれませんが、賢明な影響を組織に及ぼすことができると述べています。

・・・65歳を超えても、体が不自由でも希望を持てる。

他者にはたらきかけることが、だれだって何かはある。

少子高齢化で年金についてよく見る図 ー「少子」が老人をほぼ一人で背負い込むー ではない未来もあるかなと思える。

思考はグローバルに、行動はローカルに

思考はグローバルに、行動はローカルに

・・・上記のハンコの件にもあるように、視座は広く持つが、実行するなら今あるものを活用するということ。

”あるものを活用する”というのは占い動画の「とてもデザインタロット」で言われたことにつながるなと思った。

タロット占いの動画の中でも、スッキリと整理されて分かりやすく力強いメッセージをくれるいいチャンネルです。

まとめ

  • デジタル技術の活用: オードリー・タンは台湾でマスクマップアプリを普及させ、デジタル技術を使って社会課題を解決する重要性を示した
  • アイデンティティと多様性: 国籍にアイデンティティを置きすぎることのリスクを指摘している
  • シニア世代の可能性: シニア世代が知恵を活かして社会貢献できる可能性を強調、年長者だからこそ賢明な影響を及ぼせると考えている
  • ハンコ問題の再解釈: ハンコ問題は実際には「紙の問題」であるとし、デジタル化によって印鑑文化の新たな活用方法を見出せると提案
よろしければ読んでみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

     

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