【阪神間>三田】JR三田駅周辺 ガスト、キッピ―タウン、本となごみの空間オクショウ

阪神間の三田市にある本屋さんでありカフェであり雑貨屋さんのお話です。

ミタではなくサンダな三田市。宝塚の北西に位置しJRに乗ってすぐいけます。ここは阪神間と呼ぶかどうか、あいまいなところではあるようですが、私は阪神間と認識しています。なぜなら図書館の利用案内に阪神間と書いてあったから!

三田と言えば、近年は三井アウトレットパーク三田、その隣にあるイオンモールが大人気です。かく言う私も、そちらは車で行ったことがあるものの、それ以外の三田はほとんど知らず。初めて電車で、JR三田駅周辺に行ってみました。

三田市市章「サ」がモチーフ

こんな人におすすめ
  • ”ブックカフェ”と聞くとトキメク
  • ふつうの本屋にあまりない本と出会いたい
  • ほっこりする和食を求めている

1つでも当てはまっていればOKです!


 

JR三田駅・北側 ガスト

JR三田駅は大きいながらもとてもゆったりした時間が流れています。

まず北口に降りました。大きなロータリーがあり、車道は広いものの、信号がほとんどない!?とても開放感を感じました。徒歩5分くらいのところにガストがあり、そこでモーニングを注文しました。目玉焼きが他のガストよりかなりおいしかったです。掃除・消毒をかなり頻繁にしているお店です。ただコーヒーはちょっと渋かったかな。そして、昼前にお客さんが増えてくるとかなりせわしないです。接客はかなり親切で総合的に朝は〇です。

JR三田駅・駅ビル キッピ―タウン

駅に戻りキッピ―タウンというショッピングビルに入りました。阪急百貨店も入っており、4階建てです。手芸やさんで、母への誕生日プレゼントを買いました。「ほんとは手芸とかもやりたいんだけど時間がないし」と全然始められなさそうな姿を1年近く見ているので、ティッシュケースカバーのキットをプレゼントすることに。完成品でなくキットをプレゼントするというのはよく考えたら変な話で、「値段書いているところを消してもらえますか」と言って店員さんを困らせてしまいました(;^ω^)

JR三田駅・南側 本となごみの空間 オクショウ

駅から南へ出ると商店街です。今のご時世、歯抜けは仕方ないですし、ちょうど月曜日で美容院が休みなのもあり余計にシャッターが目立ちましたが、エリア的にはかなり広大な商店街です。街灯に飾りがあったり、レトロな感じがよいです。どの道も車が通れるのですが、北側と同じく信号があんまりありません。どの車もかなりゆっくり走っているので、ぜんぜん危険は感じませんでした。

武庫川を越えて、神戸電鉄の線路沿いに三田新駅の向かいを散歩しました。広々してて、街なのに田舎っぽくて開放感のある所だなあと思いました。この駅の横は車で通ったことがあるのですが、歩いてみて初めて分かったほのぼのとした雰囲気です。

来る前に検索していて気になった、本となごみの空間オクショウへ向かいました。こういうお店って、どんな雰囲気か分からないので入れるか通り過ぎるか分からないけどとりあえず前まで行こうとマップをたどりました。

店の前に来ると、奥があまり見えなくて、ガラスの引き戸も人が入れるか入れないかの絶妙な開き具合で私に挑戦しているかのよう。通り過ぎようかと思いましたが、置いてある本だけでも見てみようかと思い入りました。すると、「お食事ですか?」とすぐに声を掛けていただき。勝手がわからないので「あ、はい」と答えてしまった流されやすい私です・・。

席は、ひとりなら広々したカウンターを一面使えるコの字型配置の三席がおすすめなようですが、すでに埋まっていたのでテーブル席へ。それでも、目線の先に他のお客さんはおらず、一人でも気楽に座っていられそうです。本棚が真ん中にドーンとあるので、店員さんも目には入らないけど音でなんとなく気配がする、絶妙な居心地のよさです。

めずらしいものを、と思い「あこう鯛の南蛮」のランチを注文しました。

甘酢だれがかかった大きな身のフライが2つにタルタルソースがたっぷり添えられて、フィッシュバーガーみたいな味がして、和食だけどちょっとジャンクなバランスが最高でした。すごく大きいお椀のお味噌汁は粕汁風味で優しいお味。それに野菜の小鉢と浅漬け。遅い時間だったのでごはんが切れててパンになりましたが、ナチュラルでおしゃれな茶色いパンでした。

あこう鯛の南蛮ランチ

ドリンクも、めずらしいものチョイスで、しそジュース。真紅のグラデーションがきれいでさっぱりしたお味でした。ぜったい体にいい。

しそジュース

店内の本はもちろん本屋さんとしての売り物ですが、食事中以外は席で読むことが出来ます。

最近少し気になっている谷崎潤一郎の小説・細雪を少し読んだ後、世界の飛行機のファーストクラスの雑誌に目を通しました。なんじゃこりゃ。一生乗ることはないだろうな。死んだら乗れるのかな。とか思いながら。天国と地獄の描写が出てくる「トゥーヤングトゥーダイ」とう映画を思い出しました。高校生役の神木隆之介の同級生たちが遠足バスで事故にあい、仲間のほとんどは天国に行ってしまうのですが、そこでまさにファーストクラスの座席みたいな個別のカプセルでくつろいでいる描写があります。映画は長瀬智也神木隆之介の歌唱にも注目。

かなり脱線しましたが、現実とかけ離れた本の内容とあいまって、全身のちからが抜け、時間の流れから解き放たれた気分になりました。

三田 オクショウさん

(外部記事)|本となごみの空間 オクショウ 神戸電鉄ホームページ  

JR三田駅周辺を歩いてよかったこと

  • 三田は広くて、ほへ~~と力のぬける、いい町だとわかった
  • 本となごみの空間 オクショウは阪神間とは思えない旅行気分も味わえて楽しい

よろしければ試してみてください!

他にも素敵なカフェやお店がたくさんありそうなので、ちょくちょく行ってみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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