【阪神間>宝塚】宝塚大劇場で、星組公演・ロミオとジュリエットを観覧!礼真琴・舞空瞳主演

チケットは争奪戦!!!宝塚友の会(公式ファンクラブ)に入っている友人のお母さんから貴重な一枚を譲ってもらい、阪神間・宝塚市の宝塚大劇場で観劇したお話です。

宝塚歌劇に詳しい人、ファンの人へ先に謝ります、申し訳ありません。かなりかなり初心者が記します。

花のみちから見た大劇場

花のみちから見た大劇場

こんな人におすすめ
    • 宝塚歌劇に行ったことが無い人
    • 観劇の混雑状況や時間配分をざっくり知りたい人
    • 熱心なファンでない一般人の意見を聞きたい人
    • 王道の演目が好きな人

1つでも当てはまっていればOKです!


宝塚歌劇について

宝塚市と東京千代田区に劇場を持つ。東宝の由来

宝塚歌劇団は、兵庫県宝塚市と東京都千代田区に劇場を持っています。
ちなみに映画会社「東宝」の”宝”は宝塚の”宝”だそうで、”東京宝塚劇場”の省略からできた言葉です!もしかしたら知らない人が多いのではないでしょうか?もちろん私も知りませんでした。小林一三氏(阪急電鉄・宝塚歌劇団・往年宝塚にあった一大温泉リゾート施設の創始者)、恐るべし。。

役者は全員、宝塚音楽学校に入学した女性

宝塚歌劇団は男役・娘役すべて女性で構成されているということが有名です。歌劇に出演している役者さんは、例外なく全員、宝塚音楽学校に入学・卒業した人だそうで、外部から入団することはできません

そしてどれだけ有名なスターになっても”生徒(音楽学校の)”と呼ぶそうです。

私はこれも知らず驚きました。

宝塚大劇場観劇の当日状況

座席

座席は前から順にSS、A、B、立ち見席があり、私はB席でした。

席は、前の人の合間に後ろの席が来るように配慮されており背もたれも低く見やすいです。B席は双眼鏡を持って行って見たほうが楽しめます。ただ双眼鏡ばかり見ていると場面の切り替わりや全体の動きを見過ごしてしまうのでちょくちょく外してみる必要があります。あと双眼鏡で長時間ガン見はだいぶ目が疲れます。

余談ですが、ど近眼の私がメガネを外して双眼鏡だけで舞台上が見えるのかやってみましたがくっきり見えてちょっと感動しました、(当たり前か)。

双眼鏡は有料レンタルもあるそうです(現在は感染症対策のため休止しています)使用料500円に加えて後で返してもらえる保証金5000円が必要なので、手持ち現金に余裕を残しておかねばなりません。

感染対策のため席は一つ飛ばしにしているのかなと想像していましたが空席はなく満員でした。逆に立ち見席は床に印が付いてあってソーシャルディスタンスたっぷりとられていました。実は立ち見席は1階後方なので、2階のB席よりステージに近いです。ただし公演は長時間なので立ち見はめちゃくちゃハードです。その割に、B席は3500円、立ち見2000円という微妙な値段差なのであまりおススメできません。

2年前(コロナ前)に母と当日券で立ち見をしたときは、慣れている人が敷物などを敷いてベターな場所を確保されていため、飛び込みのわれわれはドア付近に追いやられ、「ドアの前に立たないでください」と演目中に係員にたびたび言われ、「いや他に場所がないやんか」とヒソヒソ声で返す攻防が大変でした。ほんとあの係員さんは仕事熱心だった(汗)

立ち見席

男性客もちらほら

観客は9割がた女性ですが、男性は連れでなく1人で来ている人が多いようでした。娘役も可愛いしそもそも女性オンリーの舞台って世界的にも貴重なものだから、もっと男子人気があってもおかしくないのになと思います。

ただうちの夫さんが言うには、男役が実際の男ではありえないセリフを言って恥ずかしいので多分見に行けないとのこと。君が好きなアニメや漫画もそうじゃないかと思うんですけどね(;^ω^)

公演時間・ショップ

公演は大概毎日2回あり(役者さんたち体力すごいな)、開演は11:00~と15:30~です。開演13:00~の1回公演という日もあるみたいです。1回の公演は、1幕・休憩・2幕で合計3時間。休憩は35分ありました。

私は2回目の15:30~の組でしたが、開演前はレビューショップ(お土産屋)が入場規制していて行列だったので入りませんでした。なお18時で閉店するため終演後の立ち寄りは不可、休憩時間がラストチャンスです!休憩時間はあまり人がおらずさっと入ることが出来ましたが、限定のお菓子、今回はスミレっ子(鎌倉土産のクルミっ子というお菓子のコラボ)とチョコサラミが売り切れていました。限定のロミオとジュリエット萩の月はいっぱいありました。


チケット確認はショップゾーンの奥なので、大劇場のレビューショップや、体験衣装の写真館等々は、チケットなしでも入ることが出来ます

私は友人知人が遊びに来ると、宝塚観光と称して、劇場のショップゾーンに寄ったり、宝塚ホテルのロビーやショップに入って雰囲気を楽しんでいます。リラックマやキティちゃんがスターの羽を付けているぬいぐるみや、さりげなく宝塚デザインのマスクやハンカチなども売っていて可愛いものだらけです。

ジェラートショップ「ボヌール」も種類がたくさんでおいしそうだったので今度立ち寄ってみたいです。

第二幕の開始タイミングに注意

休憩時間にぼーっと歩き回っていると、だしぬけに「間もなく第二幕を開演します」というアナウンスが入り、焦って気持ちをダッシュ(見た目は早歩き)しました。

というのもレビューショップで店員さんが”5分前にアナウンスがありますよ”と他のお客さんに対して言うのを聞いたので、それが聞こえてからでいいかと思っていたら、レビューショップでは5分前アナウンスがあったかもしれないがほかのところにはなかったようです・・。(確かにレビューショップから客席は遠いので5分前アナウンス必要だと思います。)

ビビりましたが、何とか最後の一人は免れたか?くらいで着席。多分、最後の人が座り終わるまで2幕開演を待ってくれてる雰囲気がありました(だいぶ気まずい)。気持ちをダッシュさせたくない人はご自分で時計を見ておくことをおススメします。

お手洗い

お手洗いの行列は開演前も休憩中も、ほかで見たことがないほど長く果てしないので、駅やソリオ(駅前のショッピングビル)で行った方がよいと思います。パウダールームなどは内装が凝っていてきれいなようなのでチェックしたい方は並んでみても良いかも。

飲みもの、お菓子

飲み物の自動販売機はちらほらあり、2階にはお菓子などが売っている売店もあります。それらは全然並んでいませんでした。自販機の値段もまあ普通で良心的ですが、ペットボトル飲料は100円前後で買いたい派の人は、ソリオのまるしげ(お菓子やさん)か、阪急1Fのマツモトキヨシがおすすめです。

帰路は川沿いが人混みを避けられる

観劇の帰り宝塚駅へ向かう道はめちゃくちゃ混み、狭いため、花のみちとソリオ(駅前ビル)の間の信号がなかなか渡れません。ですがここで信号を渡らず左側に抜けて川沿いから回り込んでも駅には入れます。そのルートを使っている人は一人もいませんでした。ソリオの中を通りぬけるのは階段やエスカレーターを使わなければならず人混みに不快感を感じる人も少なくないと思うので、川沿いからのんびり遊歩道を歩いて回り込むルートは結構おすすめです。

阪急なら宝塚南口駅の使用もおすすめ

神戸・西宮方面に帰る方は、劇場を出て左ではなく右に進み、阪急宝塚南口駅のほうから乗るのも、混雑を避けられると思いますし距離も近いです。

阪急宝塚駅まで 徒歩9分、700m
阪急宝塚南口駅まで 徒歩7分、550m

星組・ロミオとジュリエット

キャスト

主役ロミオの礼真琴さん。少年ぽさがよくでていて声がよかったです。バルコニーへ登っていくところの動きがほんとになめらかできれいでした。(よっこいせっと。って感じにならないし←なるか)

ジュリエット役の舞空瞳さん。白人の16歳少女っぽくてめちゃくちゃ役に合っていました。

ジュリエットの乳母役の有沙瞳さん。演技力があってとても素晴らしかったです。池田泉州銀行のイメージモデルもされているそうで、そういわれてみれば看板を見たことがあります。広告ではめちゃくちゃ目頭が切れ込んでて彫りの深い顔だなという印象でしたが、今回は乳母らしいおちついた顔つきに見えました。
神父役の英真なおきさん(専科)。神父らしからぬ、決まりを破ることをいとわない姿。少し小柄な人で合っていました。ちなみに専科とは、星組などの組に属していない玄人集団といった立ち位置の人たちです。
ロミオの仲間ベンヴォーリオ役の瀬央ゆりあさん。短髪がとても似合っていて、階段に腰掛けたり些細な仕草がリアルな男子っぽくてかっこよかったです!ラストで良かれと思ってやったことが悪い方向に転んだのはかわいそうでした。週替わりの配役で、B配役のほうでは敵側のロン毛の人の役をされるそうなのでちょっと残念です。
ロミオの仲間マーキューシオ役の極美慎さん。ピンクのロン毛とチャラい性格で、はっきりした顔立ちがすごく合っていました。
ジュリエットの従兄ティボルト役の愛月ひかるさん。敵側のロン毛の人ことティボルト。でも、クレジットでは三番目に書かれている準主役です。赤のロングブーツが80・90年代のファッションみたいで注目してしまいました。

衣装と舞台セット

青・赤の衣装が少しずつ違うデザインでとても映え、2群が一緒に団体でダンスするところが美しかったです。
ロミオがジュリエットの立つバルコニーに登っていくところ、最初はしごが見えなかったから石垣を登っているみたいでびっくりしました。よーく見たら黒いはしごがあったけどそれにしたって昇り降りの姿がかっこよかったです(何回も言う)。
バルコニーのセット、扉があって下にも入れるし、2階に乳母やお母さんや女中さんが大集合する場面もあるししっかりした造りですごかったです。
最後の大階段を降りてくるとき手に持っている飾り”シャンシャン”の盾の部分はハート型で青と赤が彩られていて目立つデザインでしたが、ジャニーズファンのうちわみたいであんまり合ってないような気がしてしまいました。
パレードまで見てみて、登場人物はあまり多くなく、男役が多い話だなと思いました。ロミオの友達は出てくるが、ジュリエットの友達はでてきません。

 

阪神間に引っ越してきて初の宝塚観劇おおいに楽しみました。街を歩いている生徒さんらしき人たちは改めてすごいなあと思い、すれ違うたびにまた新鮮な気持ちで尊敬できそうです。

(公式)宝塚歌劇

宝塚歌劇周辺のお店をお探しの方は、宝塚駅・歌劇周辺のお店まとめて紹介をどうぞ。

宝塚歌劇を観劇して知ってよかったこと

  • 観客構成や座席、公演時間、ショップの状況などがわかった
  • 双眼鏡の重要さ、お手洗いや飲み物、帰る道順の工夫が必要だとわかった
  • ロミオとジュリエットの演技や舞台セット、衣装の美しさを堪能し、一気に星組ファンになった
  • 宝塚歌劇団の生徒さんを改めて尊敬した

よろしければ行ってみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。





Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です