【本>占い】幸せを招く陰陽術 石田千尋 木・火・土・金・水 陰陽五行で読み解く桃太郎、が面白い!

陰陽五行の意味を知ると、昔からの習慣の意味が分かり豊かになりますよという本のお話です。

図書館で借りてきた読みやすい本です。昔からのしきたりについてわかりやすく書かれていて、話のネタになります。特に巻末の桃太郎の部分が一番面白かったです。

陰陽術とは? 木・火・土・金・水の分類

宇宙にあるすべての物を陰と陽に分け、この二つが調和して世界が成り立っているという考え。
さらに、木・火・土・金・水という五つの性質に分類し互いに及ぼしあう影響があるという五行思想
これを人生に生かしていく方法です。
五行思想は少し覚えにくいですが、見たことある方も多いはず。
実際の木や火のことを言っているだけでなく、方位、干支、人間ひとりひとりにも当てはめられているので、相性占いなどにも使われています。

五行相生(吉となる組み合わせ)

木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ(金の表面に水滴が生じる)、水は木を生じる(育てる)

五行相克(凶となる組み合わせ)

木剋土(土から栄養をとる)、土剋水(水を濁らせる)、水剋火(火を消す)、火剋金(金を溶かす)、金剋木(木を切る)

お互いに良いとかお互いに悪い作用をするのではなく、エネルギーを渡す・もらう、エネルギーを奪う・奪われるという関係になっているところが面白いです。

例えば自分が水の場合、木の人にエネルギーを渡してサポートできますがお返しは期待できないかもしれません。水の人にエネルギーをくれるのは金の人です。でも実は金の人は木の人のエネルギーを奪ってしまう立場にあります。2人ではエネルギーを回すのが難しいので、家族や集団に五行がまんべんなくいるのが理想的な状態です。

自分やほかの人の五行をサクッと調べるなら、陰陽五行チェック(日本漢方薬膳協会)が便利です!

※結果が〇の女性となってしまいますが、男性でも属性は同じです

もし夫婦や家族が相克関係だと気づいたら、相手に口を出しすぎるのを控えるとか、身内以外にエネルギーを中和してくれるような人を仲間に入れるとか考えてみるのも手です。

方位、色、季節、干支に当てはめられる

方位に当てはめた五行は、
東=木、南=火 西=金、北=水、中央=土です。

さらに、も当てはめられていて、
東=青、南=赤、西=白、北=黒(紫)、中央=黄です。

木や火と、色の組み合わせで、一白水星、五黄土星、九紫火星などの言葉を聞いたことがある方もいると思いますが、これは九星気学(単に気学とも)という学問、占いです。
※六星占術(細木数子さんの占い)では、土星、金星、火星、天王星、木星、水星なので、また違った考え方です。

おまけに、季節も割り当てられていて、
東=春、南=夏、西=秋、北=冬、中央=土用(季節の変わり目)です。


”よく分からんが土用の丑の日だ!!”とウナギを食べているかたもいると思いますし私もそうでしたが、季節の変わり目という意味なんですね。
なので土用は、立春、立夏、立秋、立冬の辺り、年4回存在します。
ウナギを食べるのは立秋の時です。

さらにさらに、干支も割り当てられていますよ!(当てはめられすぎて混乱しますが、ここまで見ると次の項目、桃太郎の解釈が面白くなるのでご了承を!)

冬(北)、春、夏、秋と順番に、子丑寅卯辰巳馬未申酉戌亥 です。(土用はない)


四つの季節、四つの方位に、12個当てはめられちゃっています。
なので、北北東とか、南南西とか、中途半端な位置の干支が多いです。そのためか二つの干支を合わせた”たつみ””いぬい”などの言葉もあり、有名人にもそういった苗字の方がいますね。

陰陽五行で読み解く桃太郎、が面白い!(ネタバレ注意)

誰もが知る昔話、桃太郎。auの三太郎のCMでも主役を張っているザ・主役キャラですよね。これを陰陽五行で読むとさらにすごい。

むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました ⇒陰と陽
へ芝刈り、へ洗濯に ⇒陰と陽
上から大きな桃の実がどんぶらこ 水が木を育てるは夏に実るので、火・南
桃を切ると中から赤んぼうが ⇒火・南は赤火は金を剋すので赤んぼうは包丁で切られない。
桃太郎はキビ団子を持っていく ⇒キビは吉備で岡山県のあたり、じつは陰陽師の国。
サル、キジ、イヌをおともに ⇒申・酉・戌は、金・秋。火の桃太郎から剋される(自然と家来にさせられた?)、実りの秋。

鬼ヶ島に向かう ⇒鬼籍に入るは亡くなったという意味なので、あの世へ向かう。鬼門は東北。古代中国では東北には桃源郷がありその先に鬼がいると言われていた。鬼は桃が嫌いで超えられない。
鬼は牛のような角、虎の皮を着ている 丑・寅は東北、冬と春の間

桃太郎は、金棒を持った鬼を退治 ⇒火は金を剋す
お宝を取り返す ⇒金に剋されていた木(野菜や農業の成功)を強くする。

どこも辻褄が合わない箇所がなくてすごいと思います!
陰陽師が書いた物語なんでしょうか?

著者・石田千尋 「金スマ」にも出演

本を読んで、文体と、中性的な名前から女性だとばかり思い込んでいましたが、男性でした。
金スマ(中居正広の金曜日のスマたちへ・TBS系)でテレビ出演もしていた、有名な陰陽師の方です。


感覚が合うと思っていただけた方は、読書&映画まとめにも掘り出し物があるかも。




 







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