【本>小説】からくりからくさ 梨木香歩

西の魔女が死んだと同じ作者の小説です。同じように自然の中にある家で暮らすお話なので、またほっこりした雰囲気が味わえるかなと思ったけど、雰囲気が全然違いました。

20歳くらいの女子4人の話なのに、華やかさ・にぎやかさは感じられません。とても落ち着いていてなにか闇の世界ととなり合わせのような空気がただよっています。ミステリー小説のように先がどうなるのかすごく気になる。ワクワク、ゾクゾクしながら、日本人形、能面、草木染め、日本・海外の機織りについての知識がつきます。

「人は日常を生き抜くために生まれてきた」という言葉が刺さりました。


Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です